大学紹介
3つのポリシー
共愛学園前橋国際大学短期大学部は、建学の精神等を踏まえ「自分の人生を自ら考え、自ら切り拓いていく智恵と力」を身に付けた者に学位を授与する。
ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)
本学は、学則に定める在学期間を満たし、かつ所定の62単位を修得した学生に対し、下記に掲げる資質・能力を獲得したと認定し、こども学専攻では短期大学士(こども学)、栄養専攻では短期大学士(栄養学)の学位を授与します。
2年間の学修で身に付けるべき資質・能力(学修成果の目標)
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1 日々健康で安全な生活を送る上で必要な知識・技能を身に付けるとともに、新たに生じた課題に立ち向かう力
<知識・技能、課題発見力、批判的思考力、課題解決力>
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2 「こどもたちの育ち」や「食」にかかる問題を常に意識し、向上心を持って粘り強く取り組む力
<挑戦力、行動持続力、主体性>
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3 社会の一員として、その発展のために他者と協調・協働しながら地域社会に貢献する上で必要なコミュニケーション力
<公共心、傾聴・発信力、人間関係形成力>
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
資質・能力を育成する教育の柱
- 1 本学は、科目の特質に即した学び方の機会を提供するためにクォーター制によるカリキュラム編成を行う。また、各科目の達成目標と「共愛短大10の力」との関連や履修科目の系統を明らかにして、学生のアクティブな学びの充実を図る。なお、1年次の「Self-Design Challenge (S-D C)」は、授業を設定しない第4クォーターに実施する。
- 2 本学は、地域の幸せを支える専門人材の育成のため、1年次で「Self-Design Challenge(S-D C)」「生活と地域社会」「キャリアプランⅠ」、2年次で「卒業研究」「キャリアプランⅡ」を必修科目とする。合わせて、本学での学修や生活の基盤づくりのための科目「基礎ゼミ(リサーチリテラシー)」及び「共愛・共生」の精神を学ぶ「キリスト教概論」を1年次の必修とする。
- 3 学生は、1年次の「基礎ゼミ(リサーチリテラシー)」で問題解決のためのスキルを身に付けるとともに、専門教育・教養教育・教職の科目の講義・実習・実験等を通じて得られる学びとディプロマ・ポリシーに示す資質・能力を相互に関連させながら、振り返り等を行うことでそれぞれの力を高める。
- 4 学生は、1年次の「S-D C」で、自分の将来の姿を描く基盤づくりができるような体験を立案・実施するとともに、その過程で気付いたり、疑問に思ったりしたことをもとに2年次の「卒業研究」の課題を明確化し、その解決策を自ら立て、探究する。
- 5 学生は、2年次で履修する科目の内容を総合的・統合的に結びつける取組と、「卒業研究」の取組とを相互に補完させ、ディプロマ・ポリシーに示す資質・能力に加えて、能動性、思考力、判断力、表現力などを高める。
- 6 「キリスト教概論」「S-D C」「基礎ゼミ(リサーチリテラシー)」「生活と地域社会」「卒業研究」「キャリアプランⅠ・Ⅱ」を含めて62単位以上を修得した者に学位を授与する。
合わせて、資格に必要な授業科目を履修、修得し、保育士、幼稚園教諭、栄養士、栄養教諭の資格取得を目指すとともに、本学の学修を通じて、地域専門人材としての資質・能力を育成する。 -
7 こども学専攻では、教育課程の全体を通して、以下のことを目指す。
・保育に関する専門的知識・技能と論理的思考力、判断力、表現力の往還を図る。
・保育者として不易とされる資質・能力に加えて、時代の変化やキャリアステージに応じて求められる資質
・能力を生涯にわたり高めていくことができる力の基礎を身に付ける。
・教育、保育、福祉の専門家として、他者と協働しながら、地域社会に貢献できる保育者を育成する。
・特別な支援が必要な幼児を含め幼児理解を深めるとともに、保育をデザインする保育者を育成する。
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8 栄養専攻では、教育課程の全体を通して、以下のことを目指す。
・健康な食生活を実践する知識や調理技術を身に付け、実験・実習等により、それらの定着・深化を図る。
・栄養に関する多様な課題に対し、科学的探究による批判的思考で、解決に向け行動する力を育成する。
・コミュニケーション力を培い、地域社会を「食」から支援する力を高める。
・栄養の専門職として、多職種と連携・協働し、生涯学び続けることができる栄養士を育成する。
アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
本学では、「ディプロマ・ポリシー」、「カリキュラム・ポリシー」にかかげた教育を受けるための条件として、知識・技能、思考力・判断力・表現力、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度の他に以下の項目を有する人を求めます。
こども学専攻が求める学生像
- ●保育士資格・幼稚園教諭免許を取得し、教育・保育・福祉分野で社会に貢献できる人
- ●幼児に関心があり幼児個々の発達を支援できる保育者を目指す人
- ●保育の専門的知識・技術を修得できる基礎学力を身に付けている人
- ●基礎的なコミュニケーション力を持ち、多様な価値観を受け入れ、柔軟に考えることができる人
栄養専攻が求める学生像
- ● 栄養士免許を取得し、栄養の専門的な知識・技術・実践力を活用して社会に貢献できる人
- ● 食に関心があり、個々の対象者の食生活を支援できる専門家を目指す人
- ● 栄養の専門的知識・技能を修得できる基礎学力を身に付けている人
- ● 基礎的なコミュニケーション力を持ち、多様な価値観を受け入れ、柔軟に考えることができる人
入学者選抜の基本方針(生活学科)
- ●学校推薦型選抜、総合型選抜、一般選抜では、調査書、志望理由書及び活動報告書(志願者本人が記載)を出願書類とします。学習成績の状況の他、資格・検定等の成績及び主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度を評価し、合否判定に用います。
- ●学校推薦型選抜、総合型選抜、特別入学者選抜では、面接、またはプレゼンテーションの実施と学修計画書を出願書類とします。保育者や栄養士への適性、目的意識、表現力、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度を評価し、合否判定に用います。
- ●学校推薦型選抜、総合型選抜、特別入学者選抜の面接の時間内に、口頭試問を実施します。口頭試問は、本学での学修に必要と考えられる学力の状況を把握するとともに「思考力・判断力・表現力」を評価し、合否判定に用います。
- ●総合型選抜では課題を課します。調査書と合せて、本学での学修に必要と考えられる学力の状況を把握します。また、その活用としての批判的思考力、課題解決力、表現力及び主体性を持って多様な人々と協調・協働して学ぶ態度を評価し、合否判定に用います。
- ●一般選抜の小論文試験では、教科・科目横断型の総合問題を出題します。これは、本学での学修に必要と考えられる学力の状況把握と、その活用としての課題発見力、批判的思考力、課題解決力、挑戦力、主体性、表現力を評価し、合否判定に用います。
- ●一般選抜では、「思考力・判断力・表現力」を評価するために、英語、国語、数学の試験で記述式問題を出題します。