学科案内
こども学専攻
こども学専攻
子どもと関わり、子どもを知る
教育・保育・福祉を軸に新しい地域を描ける人へ
専門的な知識や技能を基本にコミュニケーション能力に優れ、子どもの健やかな成長を援助できる保育のスペシャリストを育てます。
教育・保育・福祉など、専門分野からの学びを通して、保育者としての仕事の意味や価値を知り、自分を磨く基礎づくりをします。また、障害について理解を深め、それぞれの個性に配慮した保育を実践できる力を身に付けます。さらに、子どもの食を育てる知識・理論・方法を学ぶことにより、食育をリードできる保育者を目指します。
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こども学専攻の特徴
子どもや保護者と触れ合う場や現場での実習などを重視した学び
講義等で学んだことを実際の現場での活動と結びつけて考えていくとが大切です。そのために、1年次に、幼稚園で10日、保育所で12日、施設で12日、2年次に幼稚園で10日、保育所もしくは施設で12日の教育実習・保育実習を行います。また、各種ボランティア活動など子どもや保護者との触れ合いを通して実践力を身に付けていきます。
学生と教員とのコミュニケーションを重視した学修のサポート
それぞれの専任教員がすべての学生と関わり2年間を支えています。講義では教員と学生、学生同士が相互に交流し、深い学びをすすめています。各講義がバリエーション豊かに展開され、学生の学ぶことへの興味や意欲が高まります。(実体験、DVD、教材製作、ディスカッション、事例映像など)
次代のニーズに合わせた将来の可能性を広げる保育者の育成
保育所や幼稚園、認定こども園など、どの施設にも対応できるように、保育所、幼稚園などでの経験豊富な専任教員が現場でのケースをもとにした講義を多く開設しています。このような講義を通して、保育士・幼稚園教諭二種免許を持った実践力のある保育者を育成しています。
PICK UP授業
幼児教育× 管理栄養士
~管理栄養士による食の学び~
食のプロフェッショナルである管理栄養士の資格をもつ教員の下、子どもの成長や発達に合わせた食育の理論だけではなく、保育の現場に活かす食育実践力を養います。また、自分自身で適正な食を選ぶ「選食力」を学修することで、栄養バランスや食物アレルギー対応など個性ある子どもたち一人ひとりに対応する力を身に付けることができます。主体的な学修を通して、「学んで・作って・食べて・伝える」食の大切さを、家庭そして地域の食卓へと広げ、食育をリードできる保育者を目指します。
[ カリキュラム ]
本学の教育課程の体系性を示しています。全ての授業科目に番号を付し分類することで、学修の段階や順序等を表します。学生が身に付けることが期待される資質・能力(本学ディプロマ・ポリシーで示す10の力)を科目ごとに到達目標として設定し、授業科目レベルでの対応関係を示します。
本学での学びは、保育に関する専門的知識・技能はもちろん、論理的に考える力、判断する力、それらを表現する力を体験を繰り返しながら身に付けていくことに特徴があります。その結果、いつの時代にも変わらず求められる力と、時代の変化とともに求められる力を自分自身で生涯にわたり高めていく力が身に付きます。地域を支える保育者にたどり着くための「学びのモデル」を過去の学生の履修事例を参考に、紹介します 。
取得できる資格
・保育士
保育所や幼保連携型認定こども園において乳幼児の育成、児童福祉施設などにおいて社会的養護を必要とする児童への支援を行うために必要な国家資格です。こどもの専門家としての社会的ニーズの高い職種です。
・社会福祉主事任用資格
福祉事業所などの相談支援員(ケースワーカー)に採用される場合に必要な任用資格です。所定科目のうち3科目以上を履修すれば資格が認められます。
・JFA公認キッズリーダー養成講習会(U-6)
子どもたちを対象にサッカーを含む身体を動かすことの楽しさを伝える指導者の養成を目的とします。( U-6/ 幼児)
・幼稚園教諭二種免許
幼稚園や幼保連携型認定こども園に勤務するために必要な免許です。満3歳~小学校就学までの幼児を対象に、義務教育及びその後の教育の基礎を培う大切な幼児期の教育を行う社会的ニーズの高い職種です。
・幼児安全法支援員養成講習
子どもを大切に育てるために、乳・幼児期に起こりやすい事故の予防とその手当、かかりやすい病気と発熱・けいれんなどの症状に対する手当などの知識と技術を習得できます。検定合格者に「赤十字幼児安全法支援員認定証」が交付されます。